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実に味わいのある古い額縁の場合は、交換依頼をあえてお断りして、クリーニングとワックスがけを一旦お勧めしています。
修繕後、色や質感の蘇りに喜んで戴いています。新しい額縁製作はもちろん有り難いのですが、コスト以上の味わいを古い額縁自信が表白していると感じています。
F50号油彩額の表面の剥落や欠損に対する修理依頼でした。画像は下地処理後に調色した塗料を塗布している途中の様子です。
ガラス寄りに設置されている粒状の装飾粒が欠損しています。
画像にはありませんが、成形・着色した同形の粒を製作して設置しました。
およそ60年前に製作されたF50号油彩額。表面の欠損に対する修理依頼でした。
画像は欠損部分を充填材料で整形し、着色している途中の様子です。
表面全体が乾燥による枯れた状態で、当時の塗装の剥落が見受けられます。
乾燥から護り、剥落の抑制のため天然ワックスを二度塗りしました。